実録しょうがの味は熱い | 胸につけてるマークは造反

実録しょうがの味は熱い

久々にキーボード触ったぜ・・・。まえに触ったときは23歳だった。

あといかの刺身を食べたら、いかの骨って透明だった。氷みたい。


思い出したのだけ

■仮面の告白

「可哀想に、皮手袋のはめごこちを知らんのか」(うろ)に萌え!!

「・」でつながれた修飾部分が現代っぽい。


■嵐が丘

何が興味深いって、きわめて正統的な三角関係にもかかわらず、ヒースクリフとキャサリンの夫(名前忘れた)の間に微塵もホモソーシャル関係がないことなんだよなあ。(ライバル的な)

キャサリンなしには絶対関係しないようになってるの。すごい巧妙。


■白鯨

エイハブの死に方がうまいなあと思った。たぶん現実もこんなふうにあっけないのだろう。それがリアルってことだ。

しかし、知識話とかいきなりはじまる寸劇にはびびったなあ。あとこれは言うのも臆するくらいホモソーシャル。

ってかスターバックスってここからとったって…何か味気なさそーなコーヒー作ってそうだな…。どーせならスタッブスとかのほうが陽気でおいしそう。


■万延元年のフットボール

読んでいるとき非常にダウナーで、蜜三郎にシンクロしまくって困った。

ていうか今でもラストは納得行かん!!やっぱ井戸の中にいちゃ駄目なの?


■あらくれ

ここまで勝手やったあげく、自分をかわいそがってちゃいっそ気持ちがいいよなあ。タイトルがよい。


■虎よ、虎よ!

いやも~オールジャンル・オールタイムベストでしょ!!面白すぎる。ジョウントの記者会見からしてすでに。


■皇帝のかぎ煙草入れ

そんなにすごいトリックなのか…!?

ミステリ離れしていたせいか、そうは思わなかった自分に何よりおでれえた…。


■密会

国書なんかから出してたから怪しげなイメージだったけど(聖母の贈り物の表紙のイメージか)、クレストから出てみたらもういかにもクレストっぽかった…。

このふり幅の広さが芸の確かさなんだろう。

超洗練されてるよな…ひさびさにこんなオトナっぽい短編読んだ。


■北回帰線

実は上記の本の中で一番衝撃を受けた。

ヘンリーミラーなんて超馬鹿にしてたのに!!

ってかこれ小説じゃなくてむしろ詩とかそーゆーもんだよね。