当たりばかり引いててこわい…
■鮮血の美学
単なるB級スプラッタかと思いきや、すべてが巧みでえもいわれぬ優美さを醸し出している。傑作。
音楽のかけ方もうまい。ユーモアもあるし哀愁もある。
17歳の強姦殺人された娘の両親が、偶然家に立ち寄った殺人犯たちに襲い掛かる!!という宣伝文句だったから、さぞかし容赦無用の残虐ファイトが展開されるんだろうなあと思っていたら…何と深みのあることよ。
ちょっとホームアローンっぽいよね。
■ある殺し屋
何がいいのかわからなかった…ので続編の「鍵」も見てない…。
ザ・男の美学系。
■決闘高田の馬場
板妻がカッコイイ…。「一番星、きぃえた」は粋すぎる名言!!
ああいう身体捌きってもう見られないんだろうなあ。
■素敵な歌と船は行く
うわーとってもいい映画だよこれは!
常に動物と歌が出てくる。
私もニコラみたいに高校生活(たぶん)を過ごしたかった…。
■暗殺のオペラ
中高生のとき見てたら、周囲に薦めまくっていただろうと思われる。
いやーでもオチはともかく、あの悪夢のような映像の怖さといったら…!!
こんなに悪夢に近い映像を見たのは初めて。生生しすぎる。
ってかシンメトリーって怖いよな…。
立ち話している男たちの背景でアトスが自転車引いてトンネル通るとことか…。トラウマになりそう。美しくもあるけど。
あとリンチシーンのジュリオ・ブロージ(アトス)がヤバイくらいエロすぎる。性的。
アリダ・ヴァリは怖いだけだけど…(でも靴をポンポーンと脱ぎ飛ばすのは可愛かった)