胸につけてるマークは造反 -7ページ目

明日からはそうは思えなくなったっていいの?

山梨の祖父(ぼけてないけど寸前)に最近起きためでたいことを伝えたら、

いきなり「ぶわぁあ」と言いながら泣き出したものの、2秒後にはそれを恥じ入るようにささっと立ち上がりすばやく寝室へと消えた。

泣くのも恥じ入るのもいいけどさ…何か私にしゃべってくれよな!!!(この間すべて無言)


卒業できた~うれしいな~

はじめて記念講堂に入った!!


■閃光少女

なんか、久々に林檎一派聞いたら…いいじゃね~か!オイ!

ユーチューブで100回くらい聞いた。

「私は今しか知らない」ってすごいな。

この一言で若さのもついやらしさと眩しさをすべて表現しとるよな


私は驢馬に乗って下着を売りにゆきたい

名文…なんかも~いやみったらしいほどに名文。にくたらしい!以上!


ビビビビッ!!

墓場鬼太郎おもしれえなあ~と思ったらもう終わりか…。

千年に一歩歩く鳥kawaii!!ストラップほしい。

OPが粋よね。おなし風刺でも今やってるガンダムよりよっぽどスマート。





神聖喜劇

下でも書いたとおり、思想史的・文学史的文脈がわからないので

価値がよくわからなかった。面白いけど。

てっきり意見具申とか営倉入りが山場になると思いきや、

あやふやなままで「模擬死刑の午後」!

でもある種のヒューマニズムな感じも否めなくない!?

まあそれは私の読みが浅薄だからだろうな。


極楽大祭皇帝

やっぱ笙野頼子すげーなー

これでデビュー作…敵わん…。

『大祭』の出だしは超名文!!

冷や汗かいたぜ




銀幕喫茶ごだぁる


うぅ、私の知っとる「文学」てろ「文藝」てろちゅうもんとはちがうごたぁる…。

知識が浅くてわっかんねーこれがなぜ文学的に評価されてんのか…いやおもしろいけどさ…

ミステリじゃねーのかこれわ。

しかし軍隊なのにあんまりドンパチ関係なく、井戸端会議だの犯人探しだのみみっちいことをやっていて面白いごたぁる。

つーか東堂冬木のこと好きよね。

鼻緒切れて…ってなんて劇的なのきらきら(最初の方)

あと5巻半分残ってっけど、え?二人で営倉入りなの?ロマンティックありがとう


それより伊勢神宮に行くことになった。

とすると『極楽大祭皇帝』は読んだほうが!?

ていうか『うしとき』一巻も読みおわらねーんですけど…重い…文学的に…一文一文が…

たまに間違えて「はるとき」と言ってしまう。おそるべしコーエー


■au

うわーひさびさに2ショット見て不覚にも萌えた!!

足かけ10年じゃもう家族だもんな!

というか新曲?(もう違うか)の…何なの…あのテントみたいな衣装…

落伍者

返すっつってんのに、なんでこんなに書類がいんだよ!!!

四の五の言わずにさっさと受け取れ馬鹿!!

というか奨学課もそーだが事務所も…あ~腹だたしい\(^o^)/


関係ないけど、最近中原昌也にやたら萌える。

貧乏だから?憐憫と萌えをとり違えちゃってんのかしら?

私は阿部攻×中原受がイチオシですが、みなさんは何派ですか?

ともかく「ニ-トピア2010」も買っちゃったし。

このクソみてえなタイトルすごいいいよね。

中身もすげー面白いしゲラゲラ!笑った



■カラスヤサトシ

ブクオフで立ち読みしてたんだが、これ以上の笑い声は怪しまれるな…と堪えきれなくレジに直行。

でも家で読んだら案外普通だった。


手続きは手続きを簡単にするためにあるというが…


■真夜中の子供たち

いやーいろいろ面白かったな。勉強になった。

いかにもインドって感じの東洋的/神秘的=反近代のエピソードが語られてるんだけど、その語り口はまるで近代というか超近代というか。

映像的。ボンベイって映画産業だものね。

最後がエヴァ(TV版)最終回のようだった。


■オフシーズン

今まで読んだ本の中で一番グロイ…。


■地下室の箱

母が一番怖いな。これは結構普通。

ケッチャムは女性同士の性的関係は書く(『隣の家の少女』も)のに、男の同性愛はあんまり見ない。

セックスの非対称からかな?しかしかといってホモソーシャル関係が濃厚に匂うというわけでもなく…うぅ、わからん。趣味か。




テレビをつけるといつもジミーペイジが!

『神聖喜劇』あと3巻!!

自分の行動の理由をグダグダグダグダグダ説明していてある意味面白い。

男性的だなーつったら「そーゆうのはむしろ左翼的とゆう」って知り合いにツッコまれた。

百科事典的なところは飛ばしてるよ!

てかやっぱカント的な命題(主観と客観、あるいは個性と普遍性の差異)って重要視されんのねえ。

『嘔吐』も並行して読んでるけど似てる~。

早く読み終わって『泥棒日記』(サルトルに対するジュネのカウンターアタック=June's Counter Attack)読みてへ。



■セクシーボイスアンドロボ

ドラマの脚本のほうがいいんじゃね?とか言ったけど、ごめん!!

ぜんっぜんこっちのがカッコイイわ。勝負にならんわ。オレンジジュースの生絞りと粉ジュースだわ。

黒田硫黄の漫画は台詞まわしが超クール。すげー切れ味。

『茄子』も嫌いだけど、何回も読んじゃうもん。

てか黒田硫黄ってすげー性格わるそうだよな。

自分以外バカだと思ってんだろうなあ。

しかし読んでしまう。クソが!



まじだよ

長編を読む体力知力が充満している今!!!

『失われた~』『神聖喜劇』を読み切ってやるッッッッッ!!!!!!(少年ジャンプ)



ボヴァリー夫人

誰かが「ボヴァリー夫人から映画は始まった」とか言ってたけど、まさにその通り。

演説の不倫シーンなんてすごい。すごい現代的。100年前の小説だとは思えねー!

ラストも超クール。


細雪

むかし神田龍身 が講義で「これぜんぜん王朝物語じゃないよ!これは病気小説。肌一枚すかして人間の生理を書いてる」とか言ってたけど、真実だった…。

この三姉妹、着物とか化粧とか超きらびやかなんだけど、雪子のシミ(生理の周期で現れる)や下痢、しょう紅熱で皮をはがされる悦子(これ象徴的よね)、病気で老けてみえる妙子とか、その華やかな表面下にある生理的なもの/アブジェクション/ガイネーシスがコントロールできないものとなって浮かび上がってくる物語。

つーか、ひとり治るとまた誰かとひっきりなく病気の連鎖がつづいていて不気味。


ポロポロ

コミマサ天才じゃね!?

こんなに物語を語るのに「バカ」がつくほど真摯な態度の人はじめて見た…。

つーか物語じゃない。物語にすまい、安易に流れまい流れまいとする語りの姿勢に打たれた。これが文学なんじゃないの?

谷崎賞も直木賞も両方とれる射程の広さもすげーしな…。


ターミナル・エクスペリメント

うーんやっぱり『イリーガル・エイリアン』のほうが面白かったな…。


■骨身峠死人葛

文体がいいなあと思った。暗黒版『火垂るの墓』。

教育とは親の背中

しっかし論文2本とも「ホモソーシャリティ」って、どこでどう自分に跳ね返ってくるかわからんよなあ。

むかし(中学生)の榎木津京極萌えとか、明らかにホモシーシャル関係に萌えてたんだろうし。趣味ってこわい…。

母親がよく「男女共同参画運動」とかやってた/るんだけど、これも昔は大大大っ嫌いだったしな…。

ところが今じゃジェンダー批評で書いてくつもりなわけで。

はーどこでどう影響受けるかわからんもんだ。

教育が「自分の生き方を見せる」ことだとしたら、明らかにうちの母の教育は成功。

うろ覚え

なんか下巻から面白くなってきた…『ボヴァリー夫人』。

元祖妄想少女!といいたいところだが、何しろ日本には千年も前に

『更級日記』という妄想少女日記があるからなあ…。

竹熊健太郎@サルまん曰く「女の欲望は汲めども尽きぬザルのごとし」…名言!!


しかしこの次はバルザック読もうと思ってたけど、とうぶん近代/リアリズム/写実主義小説は勘弁…。

あと『ターミナル・エクスペリメント』平行して読んでるけどやっぱりくそおもしれぇなあ!ソウヤー!

10頁以上続けて読むと止まらなくなるから途切れ途切れだけど

マシュー・ニールも積読…そして『犬身』読みたい!



■ハックルベリー・フィンの冒険

単純にすげー面白い。とくに扉裏の銘。こんなの粋すぎる。

というか『トム・ソーヤー』書いたあとに、いわゆるスピン・オフになるこの作品(ハックはトムの仲間)を書いて相対化しちゃったのがすごい。

ハックの主観を借りてトムを持ち上げながら、まったくそのやりくちが馬鹿げていることを書いちゃうんだもんなー

下巻の王さまと公爵(詐欺師)から三姉妹を守るエピソードも

何がすばらしいって、この息もつかさぬ構成!

この筋書きの複雑さというか「妙」はあらゆるエンタメの基礎になってるよね…。

いいお手本。


■ダリアの帯

やっぱ大島弓子ってクールだなあ…と思った。

この主人公に対する突き放し感…。

読めばわかるけど、ほとんどの恋愛はハッピーエンドならないし、主人公の思惑通りには行かない。他者との軋轢っつーか。(あたりまえか)

でもその軋轢に負けちゃうことがなんか気持ちよいっていう気持ちにさせられるのがまた。


■ブリキ男

よくもわるくもフツー

前衛芸術家なのにフツーのおじいさん。

フツーに虚栄心もあるしフツーに人に流される(運動とか就職とか)


兎とわたくし

高校のときの友人に誘われ、同じく高校の同級生の卒製へ。

西国分寺からガタガタドコドコ、バスにゆられたらそこは武蔵野美術大学。


そんで友人と4年ぶりの再会!で4年ぶりなりのぎくしゃくさを

漂わせつつ無難に会話していたところ、ふとしたはずみに『KIDS』(映画)の話に。

「あれぜったいホモだよね!ね~」と言ったところ

「てめーはまたそれか。黙ってろ」

と突如無表情での切り替えし。え…え…4年ぶりなのに…。


まあともかくギャラリーや美術館展示もよいと思うけど、

学校でやるとひとつのテーマパークみたいになってて楽しいね。

一日いても飽きんわ。

遠いから二度といかねーけど…

帰りは国立でお茶。ロージナ美味。