やっぱりいい…
わたしが映画で見た中で最もいい女。たまらん。あのピキッとしつつ柔らかなボディライン、ホクロ、顔…。
youtubeにいっぱい動画あってうれしいかぎり。
http://www.youtube.com/watch?v=EFco0-Fftk0
と、それからパム・グリアー。
作品自体はアレだが、この扮装シーンが強烈に印象に残っている。
このパムグリアーはキョーレツに堂々としていて、彼女が画面に映った瞬間、画面いっぱいが彼女に占められてしまったかのような錯覚を覚えた。
非常に着飾っているのだが、まるで男なんて隣に必要ないかのような猛烈な存在感だったのである。すんごい。このスチールじゃ伝わんないな…。
そういやエイドリアン・ブロディも『ダージリン急行』見て以来、ひところすんごく好きだったなあ。
キングコングも見たし。
ある程のカレー投げ入れよ棺の中
どの曲もなんとも言えず、気持ちわるい…内臓をひゅっと撫でられるみたいな。天才。
メロディーも歌いぶりもさることながら、何より歌詞が気持ちわるい。ふつうの人の感情じゃない。変態の人の感情を歌っているように思う。
「桜の季節」の「作り話に花を咲かせ/読み返しては僕は感動している!」とか背筋がゾッとした。この「ゾッ」は江戸川乱歩とか夢野久作を読んだ時に通じるものがある。
だって、彼女かなんかが引っ越していっちゃって、でも「やるせない」とだけしか表現せんのに、手紙を書くとかいって、その手紙も「作り話に花を咲かせ/読み返しては僕は感動している!」だよ。この「読み返して感動している!」という反復動作が、好きな人の服を盗って何度も匂いをかぐ変態を喚起させる。「感動している!」の「!」も肝。これがまた変態度を上げているのだなあ。
「surferking」とかもスカッと爽快なサマーソングと見せかけて、歌詞は凄いルサンチマンが込められている笑
でもそれを不思議に軽快なメロディーに乗せるのがすごいけど。
こんなきもちわるいのに、よく売れたなあ。Jロック界の徒花のようだ。
ご無沙汰にご無沙汰を
『パララックス・ビュー』の映像(とくにトレーラーが!!)のスタイリッシュさには興奮した。
超かっこいい。
あと最近度肝を抜かれたのは『ウルトラミラクルラブストーリー』と『うつせみ』(キム・ギドク)。
両方とも恋愛映画。
ひさしぶり
タマネギを皮ごとざっくり真っ二つに切って、塩とオリーブオイルをふってトースターで1時間焼いたのを食べたら、すごく尿の出がよくなった。タマネギさま!!
時間に飽かせて、デコパージュしたバースデーカードを作りまくっている。
すでに友人に二通送りつけた(誕生日は過ぎているようだが)
日曜日はブックオフの100円コーナーで萩尾望都の小学館文庫を買って、サンマルクカフェで読むのを楽しみにしているが、最近なぜか100円コーナーで見かけないので、めぼしい漫画を3冊見繕って購入。以下↓
■娚の一生
「好きだが、追いかけるほどでもない」と少女漫画好きの先輩(男)に言い放たれた西炯子だが、
いいじゃないか!!私はすごく好きだ。
とくに会社名とか商品名とか細部のセンスが笑える。
たしかに『亀の鳴く声』とか無難だったけど…『STAY』とか『電波の男』とか何度も読んじまうなあ。
この作品はタイトルがいい。そして萌える。
■遊覧船
藤たまき持ち味の文学性(?)がなかった…。もうなくなっちゃったのかな?
変だけどわりと無難な感じの作品。
■溺れるナイフ
とうとう買っちまった…。結構な巻数だから集めるまいと思ってたのに!!
これもタイトルがすごくいい。
このタイトルも含むセンスというか全体を貫く美学の凄まじさは、最近の少女漫画では類を見ない(はず)。
「10代の気高さ」(うろ覚え)というキャッチコピーもいい。
■反逆の星
面白かった。RPGっぽい。というかもろにビルドウングスロマン。
偏見だが、欧米圏でも大地とか人の痛みとかに苦悩するキャラ造型ってあるんだね。
ていうか女なら女でいいじゃん…。両性具有のまんまのほうが面白かったと思う。
■夜の子どもたち
予想したより面白かった。ダン・シモンズ好きだな。
ハイペリオンも最初しか読んでないけど…。
実習終了
面白かった。夢か現かわからんところとか。幽霊の娘さんが家に入れないとこも単純におかしい。
でもやっぱり累が淵だよ!
■女獣心理
うーんこれはレスビアン連続体(リッチ)なのか。
これもやっぱり同じ作者なら『山梔』だなあ。
■コック&ブル
ぎゃー、すんごい面白い!!
膝裏に女性器ができちゃうなんて設定べつになんてこたないんだけど、描写が・ストーリーの展開がパーフェクトに面白い!!
渡辺佐智江に外れないなーすごい。
春だ
春だからか、異様に腹が減る…のども渇く。
もりもり食べて、ずんずん大きく強くなっていく気がする。
このまま山みたいに大きくなって、気に食わないやつらをブチブチ踏み潰したいなあ。という妄想がね、止まらん。
■茜新地花屋散華
予想に反して、何かすごく笑えるところの多いほがらかな話だった…こりゃコメディなのか?(スカートとか暴行とか)はたまたBLのカリカチュア、なんつって。
こういう作品がBLで出てくるのは大大大歓迎だけど、それとこの作品の良し悪しはまた別だからなあ。
ウィトゲンシュタインの引用とかすっごいオタくさい…。
亜インテリ腐女子が好きそう。
もちろんファッションだけどさ。ポーズっつーかガジェットっつーかカッコつけっつーか。
でもそのファッションでしかない(あるいは「にしか見えない」、←なぜなら体系的に勉強したんじゃねー感じだから)膨大な量の哲学的片言のなかに、ぐっとくる言葉が顔を出しているのも事実で、たとえば「おれはおれよりお前を選ぶ」という埴谷(←なんつーこれ見よがしな名前!好きだけど)の言葉なんかすごくいいと思う。ときめいた。
■ゴーレム100
めっちゃくちゃおもしろい゛いいいいい゛
いまさら小沢なんて聞いてみるのさlife is comin' back!
あーこんげつ服買いすぎた。
■はなればなれに
オディールの走り方。それしか頭にないなあ。
猛烈に一生懸命なんだけど、投げやりで面倒くさい感じで、それを楽しんでもいる感じ。
手足がバラバラで無駄が多くて、虫のようであり、機械のようでもある。
要するに、子どもの走り方!
「こんな走り方、しばらくしてないなあ」と思った。
■フォイゲルエート城
いやー、うっかり最後まで最大のドンデン返しに気づかなかった。
それにしてもムルナウのフィルムは、なぜかみんな不健康で不気味に見えるなあ。
でもどっかユーモラスなんだよね。そいえばノスフェラトゥもそうだったな。
■暗闇でドッキリ
うーん色っぽいのに品があるなあ。これがフランスか…。
■極楽特急
よく覚えてないけど、とてもいい映画だったと思う。
最後の「だからこの100万円は私がもらう」のくだりはサイコーに面白かった。
♪ハーデイズナイ
あんこう鍋を食べに平井まで行った。
五色不動めぐりブームだから、ついでに目黄不動に行けばよかった…赤と白は行ったんだけど。
にしても白子はおいひ~。なんなんだろ、これは。幸せ。
毎日忙しいぜ畜生!家事は労働だ。アンペイドワークだよまじで。
■徒然草
兼好法師って絶対性格悪いと思う…。
話がだいたい「無常」にオチるのでつまらん。ボケ老人の話みたい。
■方丈記
名文!!超読みやすい。千年近く経っても読みやすいんだからほんとすごい。
にしてもこれも火事と地震から始まるむちゃくちゃ破天荒な文章だ、よく考えると。
■土佐日記
意外に美しい場面が多い。鏡とか水とか。
こんな文章を女に仮託しないと書けない男は可哀想。
いや、男と女の文化を行き来できる男に対して、できない女の不自由さを嘆くべきか…。
船乗りの文句が歌に聴こえたり、やはり芸術とは生活に密着したものなのかなと思う。
■みずうみ
最後が圧倒的に美しく、混濁している。川端はすごいな。新感覚派は伊達じゃない。
■大日本天狗党絵詞
寂しい…むちゃくちゃ寂しくなる、読後。
アクション漫画なのに。怪人(天狗)の目からビームとか出るのに。
これでもかと人間の業を詰め込んでいるよなあ。
こんなのがアンケートでいい結果なわけないじゃん!
疲れるし気持ち悪くなるし気分は落ちるし、もう当分読みたくない(くらいすごい)。
■大金星
シュヴァイツァーの異星人がkawaii。
■度胸星
えーこんなとこで終わり…。
大統領がオバマなのはともかく、石田が石田三成に似てるのはいったいぜんたい。